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執筆者の横顔岸 裕司

現職

(株)パンゲア代表取締役/秋津コミュニティ顧問兼秋津小学校コミュニティルーム運営委員会顧問など

専門

サスティナブル(持続可能)なまち育ての実践法、コミュニティ・スクール(学校運営協議会)の学校と校区双方にメリットがある立ち上げ方と運営法など

E-mail:kishi@e-pangea.co.jp
ホームページ
HP:学校と地域の融合教育研究会<http://yu-go-ken.net>

 私が居住し子どもが世話になった普通の公立小学校である習志野市立秋津小学校には、保護者としてPTAの役員を担い、また校区の生涯学習の推進団体の秋津コミュニティを創設し、わが子の卒業後も長らく関わり続けている。
 ところで新教育基本法に盛り込まれた「第3条 生涯学習の理念」には、「生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができ、その成果を適切に生かすことのできる社会の実現が図られなければならない」との文言がある。私は、その具体化を「生涯学習社会の構築」と考える。
 私は、秋津コミュニティを舞台にして学校と校区の住民をつなぐことで、秋津小学校を拠点にした「生涯学習社会の構築」を推進してきた。その推進方法は、どこの小学校と地域住民も本来的に持つ「三つの機能」である。
 すなわち、(1)校区住民との授業の協働(このあり方を「狭義の学社融合」と私は呼ぶ)、(2)学校の校舎内施設や校庭を地域住民と共用・開放(「広義の学社融合」と私は呼ぶ)、(3)子どものいない方も含めた「子縁(こえん=私の創作した造語)」の考え方を活かしながら学校と校区住民をつなぐことにより、だれでもが「生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができ、その成果を適切に生かすことのできる社会」を実現してきた。
 またその成果から、「学校づくり・まち育て・子育ちは三位一体でこそうまくいく」ことを発見し、まち育てコーディネーターとして全国のまちに出向き、進化しつづける「学社融合」の普及をしつつ、いわく「秋津菌」「融合菌」の増殖につとめている。
 一方、秋津実践をもとに全国の有志に呼びかけて1997年に創設した「学校と地域の融合教育研究会(融合研、会長:宮崎稔大妻女子大学非常勤講師)」では、約400名の会員とともに「学社融合」を学び合い実践と研究をしている。その10年の活動成果が認められ2006年度に「こども環境学会(会長:仙田満東京工業大学名誉教授)」より「こども環境活動賞」を授賞した。

略歴

1952年生まれ。1980年に東京湾の埋め立て地のニュータウン・習志野市秋津にまち誕生と同時に家族と転居。1986年から秋津小学校PTA会長を含む役員経験7年。以後小学校区の生涯学習の充実に努め現在に至る。著書『学校を基地にお父さんのまちづくり』、『「地域暮らし」宣言』(共に太郎次郎社)、『中高年パワーが学校とまちをつくる』(岩波書店)、『市民立学校をつくる教育ガバナンス』(共著、大月書店)ほか。

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