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執筆者の横顔元兼 正浩

現職

九州大学大学院准教授

専門

教育法制、教育行政

校長には、常に様々な決断が求められます。例えば、大雨が降った翌日に運動会を開催するかしないかといったことも判断の一つ。ちいさな判断一つでも教職員・保護者・地域の方々に様々な影響を及ぼしてしまうことにもなるため、校長としての判断力をどう身につけるか、そして、校長職を全うできるための帝王学をどう獲得するかが大事になってくると思います。
 これからは団塊世代の退職もあり、管理職試験そのものが今まで以上に狭き門になることはないでしょう。だからこそ、校長になることよりも、なったらすぐに即戦力として動けるリーダーの養成が必要となっているのです。校長としてどのような戦略を立て、経営に当たっていくかということを、赴任一年目から取り組める管理職が求められているということです。
 教頭職に関しては、その仕事内容が校長によって左右されることも多いと思います。鷹揚な校長であれば、ある程度教頭の判断で自由にできることもあるけれど、細かく動く校長であれば、隙間を埋めるような仕事が多くなるのかもしれません。
 しかし、学校というのは、ある程度柔軟な組織でもあり、お互いの仕事を補完しながら自分自身の仕事をこなしていくといった面があります。そういった意味では、校長・教頭、職員が全員で学校づくりに取り組むことがある学校の姿であり、校内研修を基本として自分たちの学校について、弱み強みを分析し、保護者・地域の人々も交えながら、“わが校”なりの学校づくりに取り組んでいくことが今後、ますます求められるでしょう。

略歴

九州大学大学院助教授。昭和40年北九州市生まれ。平成元年九州大学教育学部卒業。6年九州大学教育学研究科博士課程修了。その後、同大助手・講師を経て、11年教育学部助教授に。15年から同大大学院人間環境学研究院助教授。教育学博士。教職員人事行政、校長職の法社会学、自治体教育政策等の研究に携わる。主な著書に、『21世紀の学校改善』『課題を克服する「総合的な学習」成功のカギ』『自律的学校経営と教育経営』(以上、共著)など。

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